初めて夜こどもから離れてみて、わかったこと

こんにちは^^

お花見日和が続きますね♪

ぽかぽかで気持ちいいので、昨日ははだしでアーシングしながら、庭の草むしりをしました。

アーシングについては、おもしろい話があるんですが、長くなりますのでまた今度書きますね。

 

さて、今日は子育てについてのお話です。

こどもへの視点ではなく、親である自分にフォーカスした話です。

長くなりますが、ご興味がございましたら。

 

先日、うちの娘(5歳)が、お友達の家にお泊りに行ってきました。

娘が私から離れて一晩を過ごすのは、初めてのことです。

 

本当なら、3歳の時に保育園のお泊り保育に参加するはずでしたが、タイミング悪く風邪を引いてしまい、欠席。

絶対に風邪を引かさないぞ!と気合を入れていた昨年は、コロナでお泊り保育が日帰りに変更。(T-T)

それで、やっとデビューというわけです。

私にとっては、5年4か月ぶりにひとり身になれる、夜~朝。

二年前から超絶楽しみにしていた時間です。

夕方、娘を送り届けてから、お鮨をスーパーで買って帰り、帰宅すると。

 

家の中が静まりかえっていました。

時計の音と、外で鳴く虫の声。

 

いつもならこの時間、テレビだ、晩ご飯だ、「お箸落としちゃったー」、やれ風呂だ、「まだこれで遊んでるのー」とあわただしいのが、異次元空間です。

 

早めに帰宅した夫と、ゆっくりお鮨を食べて、お茶を飲みました。

お互いひとり時間が大切で、子育て向きなタイプじゃないのに、5年間よく頑張ったね、とねぎらいあいました。

それから、それぞれが自分のパソコンをカチャカチャしました。

そういえば、こどもが産まれる前の二人だけだった時は、こんな感じだったな~と思い出しました。

 

異次元は続きます。

デザートに3個入りの加糖ヨーグルトを買ってきたんですが、私が2個食べました。

全然なんてことないですよね^^;

でも、これだけで異次元なんです。

 

いつもなら、ひとり1個です。

娘は乳製品も甘いものもだいすきなんですが、どちらも取りすぎないように意識しているので、ヨーグルト自体それほど買わないし、買ったとしても、一人1個だよと渡します。

なので、自由に好きなだけ食べられるというのが、感動!

 

そして、それほど無意識に抑え込んで生活していたことに気づいて、衝撃でした。

凄まじい解放感です。

もはや、自宅にいながら、南の島でバカンスしているようです。

いつもの自宅が、石垣島のゲストハウスになりました。

つわりの時に、自宅が富士山山頂になった時以来の衝撃です。(つわりは高山病そのものでした)

 

好きなものを好きなだけ食べていい。

好きな時間にお風呂に入っていい。

夜にパソコン作業をしていい。

好きな時間に寝ていい。

 

この自由な静かな夜が、もったいなくて、寝られません。

 

離島だ!石垣島だ!西表島だ!サイコーだぁぁああああーーー!!!

と感動する私に、夫はそんなに?といいます。

 

それもそうでしょう、彼にとっては夜の自由はそれほど珍しくありません。

時々、私と娘は実家へ泊りに行くし、寝かしつけは毎日私の役目だし(パパじゃ嫌だそうで^^;)。

夫は寝室も私たちとは別なので、好きな時間までパソコンして、好きな時間に寝ています。

 

結局、自由人ハイになった私は、3時まで仏像の本を見て、京都で仏像ひとり旅をする妄想にふけったのでした♡

そして翌朝。

朝は忙しいし、そこまで変わらないような気がしていましたが、意外なことに、朝も石垣島のまま。。。

 

この日は娘をお友達の家に迎えに行って、その後、みんなで公園へ行って遊ぶ予定なので、お弁当を作ります。

だれにも、何もじゃまされず、スムーズに、朝の支度が整います。

異次元!!!

 

そんな衝撃的な時間を過ごさせて頂きました。

今まで、いかに子育てに気力労力を割いていたのか、実感しました。

 

そして、こどもが産まれてからも、自分が特に変わっていないということも。

こどもがいなければ、夜にパソコンに集中する自分、仏像一人旅にときめく自分がいました。

今は子育てという仕事に時間とパワーを使っているだけで、自分の本質は変わっていませんでした。

 

こどものいる日常から離れてみて、初めて実感できたことでした。

みんなで行った公園は、満開の桜に菜の花に水仙が咲き、木々が芽吹きはじめ、桃源郷のようにきれいでした。

 

娘はお友達の家でも、公園でも、思いっきり楽しんで、その後のお昼寝は3時間も爆睡していました^^

娘にとっても、初めてママから離れた夜は、忘れられない特別な思い出になったことでしょう。

 

親子ともこんな貴重な経験ができて、お泊り会をしてくれたお友達には、本当に感謝しています♡

 

今、子育てに追われて、「こどもが産まれる前の自分はどこに行っちゃったんだろう。というか、もう思い出せない。。。」と思っている方。

大丈夫です。

手が離れれば、やっぱり自分は自分のまま、そこにいます。

 

「私は、私のままだった」

これが今回の一番の気づきで、それがわかって、とても嬉しかったです♡

 

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。